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2022/07/02

「仕事とプライベートの架け橋」

「仕事とプライベートの架け橋」

Z世代、ミレニアル世代、ハナコ世代3世代の対話から気づいた 「仕事とプライベートの架け橋」 Z世代の私にとって、もっと仕事を楽しくするために。もっと仕事仲間からの信頼を深めるためのツール先日、先輩と同期と私の3人で「飲み会」に行ってきました。会社全体の飲み会は今までに何度か参加していましたが、少人数で場を設けるのは初めてでした。後日、ランチ時にそのことを3世代3人で話をする中で、会社全体の飲み会(以後「大人数の飲み会」)とは違った「少人数の飲み会」ならではの楽しさや気づきを、具体的に発見できました。 ある日のランチ中に話した「飲みニケーション」についてのグラレコ(稲垣奈美) 「会社の人との飲み会ってどう?」という私への質問対話していく中で「仕事とプライベートの架け橋」という答えが出てきました。そのポイントとなったのが「大人数の飲み会」と「少人数の飲み会」の違いです。時勢柄機会はなかなかないですが、大人数の飲み会では、普段接点の少ない課長や部長と話すことができ、私の目線からでは見えない、会社の情報や目標などを聞くことができる良さがあります。が、「呼び出しベルの近くに座ろう」「グラスの飲み物、減っていないか?」など、気配りの面で「タスク感」を感じ仕事の延長線上で参加している感覚が正直な気持ちです。 一方、少人数の飲み会では、仕事もプライベートも5:5で話をしています。大人数の飲み会では「会社のことが分かる」メリットが、こちらでは「人となりが分かる」になります。「二神さんにはこんなイメージで、こんなファッション似合いそう!」というガールズトークから、私は、「仕事でこんな服を着ていけばいいのか!」と発見がありました。先輩からの提案でも指導でも、会社で言われるより素直に受け止めることができました。 また、時代の流れによる発見もありました。コロナ入社1年目の私にとって私たちの社会人生活はコロナ生活が当たり前です。コロナ前と後を比較すると職場でのコミュニケーションはどんどんスリムに・・・。例えば会議。以前は開始前に会議室に集まってアイスブレークのような会話を行ったり、会議室からデスクまで一緒に歩きながら議題に関しての意見を交わしたりしたようです。しかし私が知る会議は、オンラインで参加し、ミュート状態。会議が終われば強制的に終了=解散。画面上の2Dでしか皆さんのヒトとなりを想像できません。しかしリアルで空間を共有していると、例えばコピー機や給湯室の使い方や、何気ない時間の会話などからその人はこんな人なのかな、という判断材料が多くなります。「以前より作業は効率化されているが、人と人の円滑なやり取りがしにくくなっている」効率化でそぎ落とされた時間に人と人を緩やかにつなぐ何かがあったのかもしれません。今はそれを意識的につくらないと叶わないものになっているようです。 「仕事とプライベートの架け橋」もっと仕事を楽しくするために。もっと仕事仲間からの信頼を深めるために私は「飲み会」をツールにしていたのだと気づきました。他の方はカフェ活だったり方法は様々かもしれません。 オンラインでいつでもどこにいてもコミュニケーションを取れますが、私はシンプル化された2Dの情報だけでなく、共有した日々の生活からヒトとなりを知っていき、立体感のある関係性を築き、より充実したメンバーの関係性の中で仕事がしたいと感じました。(二神 奈津実) まず、思ったのは、「お酒、飲むんだ!飲み会ってアリなんだ」ということ。若者のアルコール離れが言われて久しい中、「飲み」自体が身近にないZ世代には、プライベートなものであっても「会社の人との飲み会=義務」かな、という気がして、声をかけるのはためらっていた。それだけに、会社の飲み会も、「仕事のことで知らなかった話を聞けたりして刺激をもらえて、もっと頑張ろう!という気持ちになるんです!」という言葉はとても新鮮だった。企業様の新人研修をさせて頂くことがあるが、Z世代は「真面目、前向き、協力的!」と感じることが多く、それに通じるものがあった。そして、何よりの気づきは、「コロナ前/withコロナ」と当たり前のようにとらえがちな自分の感覚。大学卒業直前にコロナ禍がやってきた彼女たちにとっては、「withコロナ=当たり前の社会人生活」。対比すべき「コロナ前のビジネスパーソンライフ」は存在しないのだ。職場で何気なく見聞きすることからの気づき、会議室への移動中のちょっとした会話、ランチタイムの雑談で知らなかった一面を知れてほっこりするひと時…、そんな「余白」の時間が奪われてしまっている生活そのものが、Z世代の「社会人の日常」なのだと痛感した。なっちゃんにとっては、お酒が人と人とをつなぐ、居心地のよい窓口。仕事だけではわからないその人らしさを知ることで、今までよりちょっと心地よい空間が生まれたり、仕事がサクサク進んだり、尋ねやすくなったり伝えやすくなったり…。 Z世代にとって心地よい「つながり方」のバリエーションをキャッチしてきっかけを見つけていけば、お互いに「リアルなn=1」に触れられるはず。まずは、目の前の大きな仕事がひと段落したら、なっちゃんと飲みに行くことにしよう(笑)(奥西有美)

2022/05/31

わたしの推し活について

わたしの推し活について

このページは、アイ・キューブのZ世代とミレニアル世代、ハナコ世代、あらゆる世代の価値観を覗くことができるページです。 最近、色んなところでよく聞くようになった「推し活」という言葉をご存知でしょうか。推し活とは "アイドルやキャラクターなどの「推し」、いわゆるご贔屓を愛でたり応援したりする「推しを様々な形で応援する活動」のこと。「推し活」は「オタ活」の一環でもあり、推し活をしている人は何かしらのオタクであることを自他ともに認めています。"出典:TRANS 「推し活」事情を学ぶ①推し活って何するの?編 https://www.trans.co.jp/column/goods/oshikatsu_study1/(2022/5/31)引用 この「推し活」、ささやかながら私もしているので、自分自身なぜそのような行動をするのかをよく考えてみました。ちなみに私の推しは某韓国男性アイドルで、推し活歴はもう10年ほどになります。 はじめの頃の推し活はコンサートに行きグッズを買い、同じファンの方が作ったグッズを部屋に飾るということだけでした。推し(アイドル)を見て「かっこいい」、「かわいい」などと、ただ興奮することが私にとっての推し活でした。そうしているうちにだんだん彼にハマっていき、推し活が変化していきます。ラジオの専用アプリをスマホに入れ、毎日2時間推し(彼)が出演しているラジオの生中継をひたすら見て聞いて(もちろん、日本語ではなく韓国語なので、私は一切理解できません)、話している姿をスクリーンショットするようになりました。この話の内容がわからない一見無意味な2時間は、私にとってはオンタイムで「推しと同じ時間を過ごせるという」大きな価値ある2時間となっていたのです。 そして、今ではTwitterでマスクをつけていてほとんど顔が分からない男性3人(某韓国アイドル)の写真を見ることも私の「推し活」となっています。仕事で落ち込むことがあった帰り道、Twitterを開くと推し(彼)のツイートに写真が載っていました。それは、推し(彼)とそのグループのメンバーが日本ツアーに来たときに、プライベートで観光していた様子を自撮りした写真で、マスクもしているため本人たちをよく知っている人じゃないと誰なのか分からないような写真でした。それでも私にとっては、「あぁ今日も(推しは)素敵だな・・・」、と一瞬で落ち込んだことを忘れられるものなのです。それは、彼が韓国人でありながら私が住んでいる日本を、ツイートしてくれているということ、メンバー同士の仲良しな様子を感じられるということ、ステージの上のキラキラしている姿だけでなくプライベートな一面を見せてくれていることなどから、推し(彼)を身近に感じることができ、私の「推し活」が10年も続いている理由だと思います。心の支えであり、元気の源となっている「推し活」は、今の私にとって欠かせない生活必需品なのです。(岸本麻里) Z世代と「推し活」の話をしていて感じたのは、推し(アイドル)との距離の近さだ。SNSで友達のようにつながり、時にはプライベートな行動やシーンも共有できることで、推し(アイドル)の人格を自分なりに感じ取ることで「主観的に好き」といえる存在になっているようだ。アイドルが楽曲やグッズによる収益を上げるためには、「応援してくれるファンを増やすこと」というのは当たり前の話だが、クライアント様とはサスティナブルな経営を実現する企業も同じだという話をすることが多い。優れた製品やサービスはもちろん重要ではあるが、今の時代はそのほとんどが満足できるレベルに達しており、その中で選ばれるためには「誰から買うのか」が大切になっている。選ばれるためには、主観的に「応援したい」という気持ちを持ってもらうことが重要であり、特にZ世代をターゲットとした場合には最も重要な要件になると感じる。「推し活」で大切なのは人格や人間性に共感できることだ。改めて“公器”といわれる企業においても “私(人格や人間性)”が重要であることを実感した。また、Z世代との対話からは、これまでの知見に囚われず(私のことだが)、Z世代とタッグを組んで(Z世代の力を借りて)、彼、彼女たちの目線で共感づくりをしなければならないという気づきも得られた。(小田哲也)

2022/05/09

ガチャガチャからチラリと見えたZ世代(私)の価値観

ガチャガチャからチラリと見えたZ世代(私)の価値観

このページは、アイ・キューブのZ世代とミレニアル世代、ハナコ世代、あらゆる世代の価値観を覗くことができるページです。(「ガチャ」の名称はタカラトミーアーツの登録商標であり、「ガチャポン」「ガチャガチャ」はバンダイの登録商標です。今回は、馴染みのあるガチャガチャで記載します。) 突然ですが・・・ガチャガチャは皆さんにとってどんな存在ですか?小さい子どもが好きなもの?そんなイメージでしょうか?実は24歳の私、ガチャガチャが今も大好きです。それを目的に友人と遊ぶこともあります。私の中でガチャガチャは映画のように重くはなくて(映画も好きです)、コンビニでわくわくと新製品を探しにいくような気軽感がありながらも、それよりもっと楽しい空間であり体験だと感じています。たくさんのガチャガチャの箱の中から、自分の直観で「これ欲しい!」と思わず心が動く箱を探し、その中から更に、どの子が私の下に来てくれるのか、300円を入れて(最近は500円の強者もいたりします)ドキドキしながら(レバー)を回す。「・・・。あぁ、あなたか・・・実はあの子がよかったのに・・・」のような、この箱の中から「どれかは出ることがわかっている」でも「何がでてくるか分からない」、自分で選べないわくわくとスリルを体験することができます。こんなワクワク感やスリルを気軽に味わえる体験は他にないんじゃないかな。と思っています。 家に居るガチャガチャたちにはそれぞれ出会いのストーリーがあって、例えば旅先の白川郷で歩いていた時に目が合ってときめいた「卵かけごはん」のガチャガチャ(なぜ、白川郷で卵かけごはんなのかは、私にもわかりません・・・。それがまたガチャガチャの魅力・・・)出会ったプロセスもしっかり心に刻まれているから私はその子たちを捨てることができません。 <白川郷で出会った卵かけごはんのガチャ> 誰かにとってはきっとガラクタでも、私にとってはワクワク感を求めて買ったモノで、数ある中から出会った、特別な子。価値や意味がしっかりあります。その子は単なるモノというだけでなく、私の大切な体験であり思い出です。だから他の人がこの子をモノとしてガラクタだと思っても関係ありません。同じモノでも、そのモノとどんな出会いをするかで関係がずいぶん変わるよなぁ・・・と、改めてモノとの体験や思い出の大切さに気づかされました。 ―ガチャガチャで見つけた私が思うZ世代の価値観―自分にとって価値や意味があるものなら共感を得られなくても良い。思い出が詰まっているモノは、そばに置いておきたい気持ちがある。 (岸本麻里) 本コラムを読んだHanako世代の感想コラム率直に言って、Hanako世代(別名、バブル世代)の私には、大人がハマるという、この「ガチャガチャ」の価値が全く理解できない・・・。子供のころ、「グリコのおまけ」(確か、男の子むきと女の子むきがあった。ああ、時代を感じる)の箱をちょっとだけワクワクしながら開いた覚えはある。(あくまでも「オマケ」だが)確かに、日本人はこうしたミニチュアは好きなのかもしれない、とは思う。そういえば、いっとき私の机の上のコップに座らせていた「フチ子さんシリーズ」はなかなかの出来だったなぁ。あれも、ガチャガチャで出てくるものだとあとで知った。とはいえ、今回、こうしてZ世代のメンバーの原稿を読んで、どうしても理解できないのは、「何が出てくるかわからなくて、一見ガラクタに見える(失敬!)モノにお金と時間をかけることだ。どうしても、「それってなんの役に立つの?」と思ってしまうし、旅の思い出として買うなら、そのモノのウンチク(旅先の土地との関係や歴史など)も語りたい。・・・・・って、私、今、「役に立つかどうか」をモノの判断基準に挙げてしまった!最近、「今の時代は、『役に立つもの』ではなく、『心を豊かにするもの』を開発しなければならない」などと、しょっちゅう口にしているのに・・・・。結局、そういうことか。Z世代の若者たちにとって、「役に立つ」「オマケでもらえる(つまり得する)」「人に自慢できる(ウンチクを語れる)」とかは、欲しくなるために必要な判断基準ではないんだね。育ってきた環境がこの違いを生んでいることは理解できる。今度、どこかで「ガチャガチャ」をしてみよう・・・得たもので、心が豊かになれるかどうか試してみたい。(広野郁子) 

2020/01/08

《広野郁子講演会》【60点女子最強論~しなやかな生き方でゆたかな人生を暮らす~】

《広野郁子講演会》【60点女子最強論~しなやかな生き方でゆたかな人生を暮らす~】

よみうり神戸ホールにて 2019.10.20 今は人前でプレゼンも講演会もこなす広野ですが、自分の過去の苦悩の日々を聞いていただくことで何かのきっかけ作りができればと、みなさまにお目にかかれることを、心待ちにしておりました。「60点女子最強論をテーマにした講演会」を聞きに来てくださるのは、どんな方なのだろう?前日、広野は「どうしよう。ドキドキする。」を連発しておりました。当日、会場にお越しいただいたみなさまは、男性も女性も、ご夫婦や親子連れの方、学生さんからご年配の方、多方面に渡る方がお越しくださいました。 ~講演内容を少しご紹介いたします~60点女子は、様々な苦悩を乗り越えて、その良さを理解していただける方々と繋がり、自分スタイルでしなやかに生きていく過去の出来事、それぞれは一つずつの瞬間の点でしかなくても、それがいつしか線となって繋がる辛い過去があったから、今の自分がいる 人と人との繋がりの大切さ、人に助けられる人生「100点満点のバリバリのキャリア女子なら、誰も助けてくれないかもしれないけれど、60点女子は、誰かが救いの手を差し伸べてくれるのです」 こんなエピソードも・・・限られた時間内で働く自分ができる立場で、精一杯の努力をし、アイデアを出し、いつしか「この仕事は広野さんに!」と職場で言ってもらえるような存在になったそんな広野が考えて形にした仕事で、昇進した上司その時は、悔しさが込み上げたけれど、その方の導きで次の仕事が決まったその仕事が、今も繋がりのある、大手企業様 背伸びするのではなく、その時々の積み重ねがいつか実を結ぶという話諦めないで! チャンスはピンチの顔をしてやってくる!これは、今、何かで悩んでいる方に向けた、メッセージです ~時代は、「寄り添うこと」が求められている~開発者のもつ「いいスペックを売る」男性脳では気付かないことも利用者目線の「気持ちいいを買う」女性脳ではピンとくるのです感性という視点からの発想が、利用者目線の商品化へと繋がり、ヒットを生み出します 消費者の本音と企業の橋渡しをするアイ・キューブこれからのキーワードは「共感」「もの」から「心」へそれは、60点女子が得意とするところなのです飄々としなやかにこなす、傾聴上手な60点女子そんな『ビジネス母性』を持った女性が今の時代だからこそ、求められる場所があるのです 時代の変化 そして これから求められる発想これまでの経験を元に、みなさまと、もっとお話していく場を作って行きたいので今後にご期待ください! ~広野から会場の女性へ そして、それを敢えて男性にも~男性は、自分の弱みを男性には言わないだから、女性はその聞き役になってあげてくださいね! ~スタッフのつぶやき~私にとって、『60点女子最強論』との出会いが、アイ・キューブへの転職のきっかけとなりました。きっかけは、どこにあるかわかりません。それが大きな転機となるならば、そこには大きな決断もついてきます。その瞬間に感じた風を、自分の中に取り入れることができた私。この講演会が聴講できて、改めて自分に訪れた分岐点の瞬間を強く意識しました。広野郁子の思いを、もっとたくさんの方にお届けしたいと感じています。(阿部) 講演会のあと、たくさんの感想メールをいただきました。感想メールを拝読しながら、感無量の広野です。 ~ご感想メールを少しご紹介させていただきます~◆自分が60点女子だと感じているので、いろんなことに悩んでいるときにいいお話が聞けて、スッキリした気持ちになれました。 ◆「子供を預けたくても預けられず仕事ができなかった」広野さんの話を聞いて、そんなママさんたちを応援したくなりました。仕事のことで悩んでいたのですが、自分に重ねてみることができました。心に響くお話を聞くことができて感動しました。 ◆女子に向けたメッセージなんだろうけれど、「男子」を勇気づける話でもありました。さまざまな経験をしてきた広野さんのメッセージは、男子を含めてもっとたくさんの人に届くといいな、と思います。広野さんには昔のことかもしれないけれど、ようやく時代が追いついて、その話が必要とされていると思います。 ☆広野郁子著【60点女子最強論~しなやかな生き方でゆたかな人生を暮らす~】好評発売中

2019/03/19

他社にはないオリジナルな企画をご担当者様の想いと生活者との共創(n=1マーケティング)でつくる

他社にはないオリジナルな企画をご担当者様の想いと生活者との共創(n=1マーケティング)でつくる

自分(ご担当者様)自身の心に響かないものは 誰の心にも響かない 強い商品を作るためには 何よりもご担当者様ご自身の心に響くことが大切 これを実現させるために実践していることが アイ・キューブの考える n=1(1人のターゲットを深く知る) マーケティングです。 皆さまこんな悩みはありませんか? 1つでも 「うんうん、あるある!」と思っていただいた方のことを想い書いていきたいと思います。 日々の商品企画の中でこんなことはありませんでしょうか? たくさんの調査データからニーズを見つけようと思ったが、自分の中にハラ落ちしない(イメージがわかない) 市場データ、他メーカーの動向から商品を考えてみても、なんだかうまくいかない とにかく、たくさんのアイデアを出して説明してみたが、上司にもお客様にも響かない でも、発売時期は迫っていて、やることはどんどん流れていく。 考えている企画がなんだか違う気がしても、「生活者の声がないので分からない」 そんな担当者様も生活者の幸せイメージがわいていない、自分自身の心に響いていない企画では 誰にも「使用しているお客様のイメージ」が共有できず伝わりません 社内でも社外でも共感が得られない商品は、やはり生活者にも共感を得ることはできず 弱い商品になってしまいます。 そんな状態を打破するのが 1人のターゲットを深く知る n=1マーケティングです。 ヒアリングのプロであるモデレーターがターゲットユーザーのニーズを深く聞き出すことで、 言葉の奥にある背景まで知ることができ、生活者自身も気付いていない無意識だけれども大切な心理(良いインサイト)がみつかり納得感がある (え!?小さくしてほしいって、それが理由だったの!?) ターゲットユーザーの生活を観察(日記調査やお宅訪問など)することで 具体的なシーンが想像できるので、生活をベースとした現実的なアイデアが発想でき、幅も広がる (○○は使っているときだけのことを考えれば良いわけじゃないんだ・・・!) ターゲットユーザーと共創することで ご担当者様の仮説が確信になり、商品の背景にストーリーが完成する (うん!○○があれば、きっとこんな幸せな生活が実現できるぞ!) n=1マーケティングの目的は何よりも、 担当者様の納得感、「これはイケるぞ!」という企画に対する自信をつけること もともと持ってらっしゃる、担当者様の想いと「生活者のリアルな生活」から発見されるインサイトを掛け合わせることで 誰にも生み出せない、担当者様だからこその オリジナルな強い商品がうまれます。 誰よりも担当者様ご自身の心に響いている企画とすることで プレゼンテーションには自然と語れるストーリーがあり、 n=1マーケティングによって得られた、ターゲットユーザーの声や写真など、リアルなイメージもあるので「使用しているお客様のイメージ」が共有でき皆が共感できるものになります。 あるプロジェクトでは、お客様の幸せなストーリーが共感されることで、 「販促はこうしよう!」「生産はまかせて!」「是非、店に置こう!」などと 社内外に協力者が増え、ますます「強い商品」になっていきました。 定量的なアンケートが大切な場合ももちろんあります。 が、最終的に心に響き、人を動かすものは「こんな幸せを提供したい」という「気持ちや想い」を丁寧に伝え続けること、「共感がキーワードだった」とこのプロジェクトのご担当者様が話しておられました。 アイ・キューブは ご担当者様の心に響く企画をうみだし、生活者にも、社内外の皆様にも共感される 「強い企画」をつくるサポートを n=1マーケティングを用いて、全力で行います。 n=1マーケティングはクライアント様に合わせてそれぞれの最善のカタチでご提案させていただいております。 「オリジナルな企画を ご担当者様の想いと生活者との共創(n=1マーケティング)でつくる!」について、もっと知りたいな と思われた方はコチラまでお問い合わせくださいませ。 次回は、ご担当者様の熱い想いが人を動かし、ヒット商品となった 事例をご紹介させていただきたいと思います!

2018/09/28

ポートランド コラム03 「好き」をビジネスに! スモールビジネスの現場

ポートランド コラム03 「好き」をビジネスに! スモールビジネスの現場

ポートランド視察で個人的に最も興味があったのが、個人の「好き」をビジネスにして頑張っている“スモールビジネス”のプレーヤー達の現場だ。今回は、ポートランドに在住の小野アムスデン道子さんとレッド・ギレンさんに、スモールビジネスの現場に案内をしていただいた時の様子をレポートする。 まずは、フードカート。 本格的な各国料理が$10ほどで楽しめ、地元住民のランチスポットとして愛されている。同時に、フードカート体験がポートランドの観光資源にもなっている。自分の夢に向かってフードカートから小さくはじめ、今では3軒のレストランを経営するまでになった成功者も出ている。 ランチ時はにぎわうフードカート かなり美味しかったタイ料理のフードカート。案の定、食べきれない量だった。 次は、ファッションブランドの“Portland GEAR”だ。 ポートランド自体をロゴ化したファッションや雑貨を展開、観光客だけではなく地元住民や地元バスケットボールチームにも好評のショップ。既にスモールビジネスとは言えない世界各国にファンを持つブランドに育っている。創設者のマーカスさんは、現在28歳。高校時代に自宅のガレージで始めた趣味のTシャツづくりが始まり。SNS(Instagram)で地道にファンを広げ、事業拡大に成功。ホンダ自動車のコマーシャルにも登場する若手成功者の代表だ。僕のお客さん(ターゲット)は、みんなInstagramをしている。だから自分も、同じ立ち位置で魅力的な発信ができるようにすごく努力しているとのことだ。常に顧客と同じ場所から発信する姿勢には共感できた。 ブランドロゴ:Portlandの「P」の抜きはオレゴン州の形。 取材に応えてくれるマーカスさん。 ショップは以前クリーニング店だった。その時の設備はそのままディスプレイに。 デザインの質も高く、つい買ってしまうクオリティのモノばかり。マーカスさんも笑顔で対応してくれた。撮影者は、ご結婚が決まっているマーカスさんの婚約者でした! キッチンから始めたチョコレートづくりがビジネスとなった“Alma Chocolate”にも訪れた。 「チョコレートをつくるのが好きで、みんなに食べてほしかった」という気持ちから始まったチョコレート店には、いかにも手作りという感じのオリジナルチョコレートが並ぶ。お店のすぐ奥がチョコレート工場になっており、今は小規模で手作りチョコレートをつくっている。「これからもっと大きくしていきたい!」というオーナー。手作りチョコをつくり続けながらも、自分が大好きなチョコレートをもっと多くの人に食べてもらえるように量産も考えたいとのこと。キッチンから始まったチョコレート店は、まだまだ成長していきそうだ。 店内には様々な手作りチョコレートが並ぶ。 むき出しの配管も塗装を施してインテリアにすることで、楽しい雰囲気が演出されている。 「キッチンからスタートしたの」と語るオーナー。 チョコレートに金箔を貼るのも手作業だ。 最後は、新たなコインランドリーを提案するSPINだ。 「コインランドリーを楽しみに来る空間へ」そんなコンセプトが感じられる。店内はゆとりある空間で、ロフトやカフェ、ソファースペースなどがある。空間の色使いやサインデザインもオシャレで、ネガティブな印象は全く感じさせない。忘れ物である色とりどりのソックスは、空間を飾るアイテムに再利用、面白いアイデアだ。コーヒーを飲みながら談話する人たち、ソファーでPCを操作している人たち、まるで自分の家に居ながら洗濯をしている雰囲気を創り出している。「こんなコインランドリーが欲しい!」そんな気持ちがつくったビジネスだ。 発想し、実現し、社長も務めるのは、まだ学生?とも思える女性だ。 ターコイズブルーがテーマカラーとなっている店内は清潔感がある。 カフェやソファースペースは居心地がいい。 忘れ物のソックスは窓を飾るインテリアになっている。 「Keep Portland Weird (ポートランドを風変わりにし続けよう)」というスローガンのもと、個性ある街であり続ける“Portland” 一人ひとりが「好き」と思えることを実現しようとし、周りもそれを認め応援する街。横並びではなく、全く違う個性を持った一人ひとりが“Portland”という一つの強いブランドをつくっているのだと強く感じた。「少し未来の暮らしがある街」と言われるが、話題のAIやIoTなどの技術進化とは全く違う「人間の進むべき方向」が見える街なんだろうと思う。

2018/07/31

海外視察 シアトル、ポートランド、サンフランシスコ(シリコンバレー)その2

海外視察 シアトル、ポートランド、サンフランシスコ(シリコンバレー)その2

シアトルからポートランドへ。 「ビジネスに、人生に、新たな発見と視点をみつける」をテーマとした、視察ツアーの開始である。 今回のポートランド視察は、以前に弊社代表の広野が視察し、「今後の日本のお手本になる要素が多くある」という実感を得、ぜひクライアント様やアライアンスの皆様と共に、アイ・キューブ独自の視察ツアーを行いたいという思いから始まった。その思いに共感いただいた、広野のリクルート時代の先輩で、現在ポートランドにお住いのMichiko Ono Amsdenさんの協力が得られ、ポートランドの食と酒を世界に発信するビジネスをしながら、ガイドもこなすというRed Gillenさんも加わっていただき実現したのだった。ポートランドがなぜ注目されているのか?ざっと挙げてみるだけでも話題性に富んだ街である。 ●全米住みたい街 第1位 ●環境に優しい都市、サティスナブルの実践、リノベーション、高速道路を壊し、自転車通勤率高い ●新しい文化が生まれている地域、新しいトレンドが生まれる場所 ●地元愛が強く、コミュニティが発展している ●行政と住民による「共創」が行われ、街づくりとしてもお手本とされている ●クリエイティブな街(世界レベルのプロダクトデザイナーやブランディングディレクターなどが集まっている) ●住む人(特に雇用目的)を求めて大手企業も進出(人が動くことによって、企業が追いかけている) ●スモールビジネスが育つ街 ●外食価値のある都市 第1位 ●「変わり者である」ことを誇りにしている ●消費税がない その中でも現地で感じたのは、「ポートランドが好きだから暮らしている」という思いである。サンフランシスコからポートランドに移住してきた男性の言葉を借りて伝えてみたい。 「サンフランシスコはお金を稼げる人が認められる。例えば、低賃金の職に就いている人に対して、その人が好きな仕事をしているにもかかわらず、低賃金だからかわいそうと言われる。でも、ポートランドは違う。お金を稼げるかどうかよりも、自分が好きだと思うことを仕事にしている人を認め合う文化がある。お金よりも、自分が好きでやっているということを大切にしてくれる街だから大好きになったんです。私はサンフランシスコでコンサルタントをしていたが、今はポートランドの大好きなビールとおいしい料理と世界とをつなげる仕事に取り組んでいる。これからもポートランドの良さをいろんな人に伝えていきたい。」 型にはまることなく、「好き」という気持ちを大切にして、楽しくクリエイティブに生きる街ポートランド。まず最初は、そんなポートランドらしいスポットを紹介したい。 毎日のように場所を変えて開催されるファーマーズマーケット。新鮮なオーガニック野菜はもちろん、手作りの蜂蜜やチョコレート、美しい花、美味しいファーストフードなども揃う。作り手自身が自慢の食材を直接生活者に届けている。作り手の顔を見て、会話をして、味わうから、いっそう美味しく感じる。買い手も、「スーパーよりも高価だけど、美味しさとオーガニックの安心感でファーマーズマーケットを常に利用している」という人も多い。 ポートランドと言えば自転車文化。脱車社会という思想で高速道路も壊し、環境に優しい人中心の再開発を行ってきた街だ。街に住む人たちは、そのことも誇りにしている。企業も自転車通勤を推奨するためのイベントなども積極的に行う。街にはそれを象徴するような風景がたくさん見られる。 街中に突然現れる自転車のモニュメント。オフィスビルには至る所に駐輪スペースがある。 乗ってきた自転車ごとオフィスへ。通勤用の自転車もオシャレにディスプレイしてしまう。 家族の移動も積極的に自転車を利用。環境にも優しく健康的だ。 ポートランドで忘れてはならないのがクラフトビールだ。街中に点在するブルワリーパブは、どこも個性豊かだ。ここでも自転車か!と思うような内装で個性化しているのはHopworksだ。 これは利き酒セットならぬ、“利きビールセット”である。15種類のクラフトビールを味わえる。 二階がバーで、一階が醸造所である。できたてのビールが常に飲めるのである。 街中にはブルワリーだけでなく、ワイナリーもある。ここは、アーバンワイナリーで、食事もできる。 レストランの横はワイナリー。ワインの樽が、所狭しと並んでいる。ポートランドの新鮮な野菜を使ったメニューと地元ワインが絶妙に合う。 もう一つ、ポートランドらしさを代表するのがサスティナブル思想だ。「あるものを使う」という徹底した考えでつくられている建物、施設、ショップを紹介しよう。 最初は、McMenamins Kennedy School ここは、元小学校。その建物をそのまま活かし、ホテルを経営している。中は、本当に懐かしい感じの学校なのだが、反省室やボイラー室がバーになっていたり、行動がシアターになっていたり、給食室がブルワリーになっていたりする。古い小学校を独自の価値に変換してしまっているところにセンスを感じる。 ここは、ボイラー室。配管などもそのままインテリアに利用。趣のある落ち着く空間だ。 ここでもクラフトビールをつくっている。宿泊客は、いつもできたてのクラフトビールを味わえる。 次は、ecotrustというビルだ。写真ではわかりづらいが、もともと建っていたビルの建材を80%再利用して建てられている。ここに入居できるのも、環境に配慮している企業のみだ。徹底した環境志向がうかがえる。 見た目は都会的だが、内部は古いビルの内部をそのまま活かし、新しいものでは出せない高級感と落ち着きを演出している。 以前に建っていたビルの外壁のみを残している。全てを無くしてしまうのではなく、引き継がれていく時間と資源を暗に感じさせている。 Rebuilding Center ここも驚くようなショップだった。「誰が買うんだ?」と思うような壊れた家具や割れたシンクが数え切れないぐらいに並んでいる。 「廃材で暮らしを幸せにする」というコンセプトだ。以前は治安も悪く、働く場もなかったこの地域に、新しいコンセプトを持ち込み、注目させ、就業の場までつくった。そのおかげで治安も改善されたらしい。これこそ真の再開発だ。 ポートランドの魅力はとても一回では伝えられない。今回は街を中心にポートランドらしさを伝えさせていただいたが、次回はポートランドで活躍するスモールビジネスのプレイヤー達を訪問したレポートをお届けしたい。スモールビジネスからSNSを活用して億万長者になった28歳の経営者などから聞いた刺激的な話もお伝えします。乞うご期待。

2018/07/17

創造的思考に大切なAIにもできないこと

創造的思考に大切なAIにもできないこと

昨年に引き続き、未来のデザイナーたちが学ぶ大阪市立デザイン教育研究所の授業の1コマとして広野がお話する機会を頂きました。 講義の内容はアイ・キューブが大切にしている人の気持ちに寄り添える商品企画とマーケについて。広野が15年以上も前から言い続けているリアルな実態を感じ、人間にしか持ち得ない知恵と感性を使って情緒的価値を生み出すことが大切という話です。最近の「厳選消費」の中ますます大切になってきていると感じます。  もう、見えているニーズはなく 見えてないものを発掘する、 難しくもあり、わくわくする作業。  このような創造的思考には生活者視点に加え、分野問わず様々なことを知るということも大切です。分野を飛び越えて課題を解決し生活者に新たな価値をあたえる。なんてことも最近多くみられるようになっているのではないでしょうか。その為に常日頃から幅広くインプットし、生活者の現場を感じ、人の深層心理を深く考えることがますます重要になってきています。 今回人の気持ちに寄り添うユーザー視点の話しは私自身、何度も聞いていますが、毎回聞くたびに現在の課題に対して、ピンとくることが多いです。それはなぜか、 課題に集中すればするほど、視野がせまくなる そんな時にユーザー目線の話しは原点に立ち返らせてくれる、冷静に俯瞰できるきっかけになるように思います。どうぞ皆さま、課題の迷宮に吸い込まれそうになったらユーザー視点に立ち返ってみてください。頭がもみほぐされて視野が広くなるように感じます。 広野の講義をその場でグラフィックレコーディングしました。  そんな広野の話を未来のデザイナーたちはどう感じ、何を得てくれたのでしょうかセミナー後のグループワークでは5チームそれぞれの目線がありました。 さすがデザイナーの卵。すらすらと模造紙に考えをまとめます。 3分間のプレゼンのスタート。  「私の幸せと現実のギャップって何?それを解決する方法は?と講義内容を実践したチーム」、 「内容を自分のものにするためまとめてくれたチーム」、 「学校をマーケし課題を見つけだそうとしたチーム」それぞれ目の付け所が違っていて面白いものだなーと思いました。皆が共通して響いていた言葉は【人が幸せになる情緒的価値】について。 情緒的価値を生み出すには必ず人のことを思い、考えることが必要になります。決してひとりよがりでは生み出すことができません。 人の気持ちは人が考えるからわかる。 AIでは決してわからない(と信じたい!) 複雑で繊細な人の気持ち。そこに響いてくれた未来のデザイナーの皆さん。彼、彼女たちが未来に創造するサービスやモノ、空間の目指す先に人の幸せが見えるようにそれがモノづくりのあたり前となるように。アイ・キューブも私自身もしっかりと人の気持ちに寄り添いながら突き進んでいきたいと思いました。

2018/06/25

海外視察 シアトル、ポートランド、サンフランシスコ(シリコンバレー)その1

海外視察 シアトル、ポートランド、サンフランシスコ(シリコンバレー)その1

これがAmazon本社か・・・シアトルの街中に球体をした植物園に巨大なビル群、話題の無人リアル店舗であるAmazon goも入っている。色とりどりのTシャツ姿で、犬を連れて出勤する社員たち。見るからに自由な雰囲気だが、自分たちは世界トップクラスの価値を創造しているんだという空気感を感じる。 最先端のサービスが生み出されている本社ビル群の谷間には、バナナと花を誰にでも無料で配っているスタンドがあり、街ゆく人たちが自然な感じで利用している。 また面白いことに、Amazonの社員が自分の子どもが通う小学校などでボランティアを行った場合、そのボランティアをした時間給に相当する金額をAmazonがその小学校に寄付をするらしい。社員のボランティアを積極的に応援するとともに、社員の労力と共にAmazonも寄付で貢献するということをしている。 これらのことにより、地域と共生し、応援してくれる人が増え、会社も潤う。広告宣伝よりも確実にファンができる、効果的なお金の使い方であり、これからの企業価値づくりを感じた。 Amazonのおかげでシアトルの土地は急騰し、様々な問題を引き起こしていることも事実である。しかし、とてつもない巨大な波とそのスピードとパワーを肌で感じると、それに抗うことよりも急激に変化していく時代の流れの中で、自分は何をすべきか、という気持ちの方が強くなる。 amazon本社横に併設されている植物園。バイオテックなデザインで、未来を感じさせる。 受付。、無料でオリジナル ヘッドホンをくれ、音声ガイドアプリのDLのしかたを教えてくれる。 ロビー。いつでも誰かが何かを食べている感じ。自己責任のもと、自由に仕事をしている。 子どもはダメだが、ワンちゃん同伴出勤はOK。子どもより言うことを聞くから? 植物園エントランスのインスタレーション。自然や環境の大切さを発信。 植物園のエントランス。地球と自然を意識させる。 話題の amazon go 見かけはキレイなコンビニといった感じ。 スマホを自動改札にかざして入店し、好きなものを取って出ていくだけ。 天井には所狭しとモーションセンサーが並んでいる。 ECが主たる価値であり、リアルは今後付加価値となるのか? 本社ビル群は今時の建築。自然植栽や採光のデザインが上手い。 バナナと花を無料で配っているスタンド。街の人達も普通に利用している。 車でレドモンドに移動し、Microsoftの本社を訪問。ビジネスパートナーの知り合いがMicrosoftのエンジニアをしており、社内を案内してもらった。 待ち合わせをしたビルのエントランスには、スポーツウェアとボールが入れられたロッカーがあり、自由に使っていいらしい。時間の使い方は個人のマネジメントに任されているので、いつも誰かがバスケットボールやテニスをしている。 社員食堂は大きなフードコートになっており、お昼の時間は社員の家族が来て一緒にランチを楽しむことも許されている。 ただし、成果はシビアに見られている。チーム別にゴールが設定され、それを達成することが条件となる。やり方、働き方は自由だが、チームとして成果が出せなければ評価はされない。プロセスは任せるので評価しない、評価するのは成果だ。と言われていると理解できた。 Microsoftに到着。やたら広い。でかい。 地下駐車場も大きすぎて、どこから出たらいいのかわからなくなる。車を停めてからも結構な距離がある。 受付で登録したら、すぐにネームプレートをつくってくれる。これもいい記念になる。 社員の誰もが利用できる、スポーツウェアとボールなどが建物のエントランスに置いてある。 常に誰かが身体を動かして、脳を活性化させている。不活性な脳で仕事をし続けることは非生産的。頭が働かない時は、思い切って身体を動かす。 敷地内は街である。いたるところにベンチやテーブルがあり、緑豊かな環境が整えられている。アウトドアでの仕事も気持ちよさそう。 社員食堂とういうか、ショッピングセンターの一角のようなスペース。自転車屋さんもある。 食堂は外部業者が請け負う。まるで、大きなフードコートである。新鮮な野菜のグリルとクラムチャウダーは美味しかった。 Amazon、Microsoftともに、とても自由で開放された雰囲気であるが、彼らは自由を与えられる分、高い成果を求められている。何にどう時間を使うかは、全て個人に任せられている。自由奔放に見えるが、シビアに自己マネジメントをしていないと成り立たない厳しい世界である。当然だが、成果を出さないものにいる場所はないし、会社も容赦はしない。制度に守られ、会社に席が用意された中で、働く時間のことだけが注目されがちなWLBに沸くどこかの国とは違った厳しさに触れた。 全てにおいて中途半端さがない。社会・地域への貢献、社員とその家族への配慮、地球環境保全・・・惜しげもない投資に見えるが、それが優秀な社員を集め、成果に対する責任と厳しさを生み、世界トップクラスの価値を創造し、多くのファンをつくり、莫大なエネルギーと収益を生み出している。さぁ、日本企業はどうするのか。 次回以降は、世界一住みたい街として話題のポートランドで得た、街づくりやスモールビジネスについての気づきや学び、その対極ともいえるスタートアップの街シリコンバレーで得た刺激、スタンフォード大学のd.schoolツアーなどの報告に続く。

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