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「自分らしく生きる」とは~フルマラソンを経験した今の気持ち~

2022/12/28

最近SNSやYouTubeをみていても「自分らしく」という言葉をよく聞きます。
それってどういうこと?とモヤモヤしていた中、フルマラソンの体験が私の中で「自分らしく」を解釈できるきっかけになりました。

先日上司に誘われ人生で初めてのフルマラソンに参加しました。
もともと走ることに対しては苦に思わないタイプですが、さすがに「フルマラソンはちょっとキツそう・・・」という気持ちが40%くらいありました。今の部署に異動してあっという間に1年が過ぎ、今は週5日仕事と家の往復の日々。自分の刺激になる何かを始めたい!自分ならではの何かを始めたい!と思い挑戦してみることにしました。
練習を進める中、「スタート直後は飛ばす人もいるけど、周りに流されずに自分のペースで走ることが大切!」と上司からのアドバイス。練習のためにエントリーしたハーフマラソンではアドバイスをもらっていたにもかかわらず、周りの速さに流されてしまい、途中から失速するという大失態を起こしました。

そんな不安な気持ちを持ちながらフルマラソン当日。寒いけど大丈夫かな、走り切れるのかな・・・などの言葉で頭の中はいっぱい。走り始めると、「頑張ってね!」と応援してくださる方々や、会社の先輩や友人の応援もあり、何とか完走することができました。完走出来た一番の理由は、自分のペースを保って走れたからだと思います。ハーフマラソンの失敗から学び、自分のペースを保つことを意識して走りました。

今回走ってみて「自分のペースを保つこと」は「自分らしくいること」と繋がっていることに気が付きました。「誰かのペースに合わせることは、誰かが決めた道を進むこと。考えずに進めてラクだけど、あとからついていけなくなることがある。自分のペースを保つことは、“自分らしい道筋”を立てるということ」

自分らしくってなんだろうとモヤモヤしていたことが、フルマラソンを走った経験から、腑に落ちてすっきりしました。
私にとってフルマラソンは「達成感が得られ、自分らしくいられる時間を体感できる時間」また走りたいと思います。
次回の大会は3月です。それまでに練習もして自信をつけていきたいです。
(岸本 麻里)

~フルマラソンを通じて学んだこと~
「自分らしく」いるためには、自分のぺースを知ることが大切。

終盤の厳しい上り坂では、たまたま並んで走っていたおじさまとおしゃべりしながら、しかし、歩くことなく登り切ったそうだ。
そんな頑張り屋の彼女が、フルマラソン完走後のとある日の社内ミーティングでスッキリとした表情で言った、「自分のペースを保つということは、自分らしくいるということなんだと思った」という言葉。素晴らしい気づきを得たんだな、と感心した。
多様性が大切にされる社会とは、1人1人が自分らしさと向き合う社会でもある。「自分らしくあること」を体感したことで、彼女はきっと、自分以外の周囲の人たちの「その人らしさ」も自然に受け止められるようになっていくことだろう。
若い人たちがすくすく、ぐんぐんと音を立てながら成長していく場に立ち会えるのは、ハナコにとって大きなしあわせでもあるのです。(奥西 有美)

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