海外実感レポート

ファッションに見る、ブラジルの『大人』社会

2019/03/29

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所変われば、品変わるという言葉がありますが、女性のファッションに関しても同じことが言えるでしょう。ブラジル女性のファッションに求められるキーワード、それは女性らしさとセクシーに尽きると思われます。

ブラジルでは、女性の体型はグラマラスなのが一番良いとされています。胸、太もも、お尻にボリュームがあることが、セクシーの第一条件です。ですので、華奢な日本人体型だと、子ども扱いされます。スポーツジムも盛んですが、ダイエット目的だけでなく、ヒップアップや、太ももに張りを出すために通う女性も多くいます。もっとてっとり早く済ませるために、胸だけではなく、お尻や太ももにシリコンを入れる美容整形も一般的です。

服装は、そんなグラマラスな体型を目立たせるためのファッションになります。ミニのボディコンで会社に通勤する女性もごく一般的な光景で、お尻パッド入りのレギンスも売っています。デニムならスキニ―にローライズ。トップスだと、胸の谷間や肩、二の腕やお腹が隠れていなくても平気です。

メイクにおいては、最近はナチュラルメイクが好まれる日本と違って、多少の人工感はあっても大丈夫です。眉毛はクッキリ描き、つけまつげやエクステンションでまつげにボリュームを持たせます。アートメイクも盛んで、サロンもよく見かけます。ヘアスタイルは、圧倒的にロングヘアが主流です。前髪を作って幼い感じを出すなんてことはありえません。

脱毛やアートメイクができるサロン

眉毛はクッキリ感が人気

以前住んでいたドイツでは、女性のファッションは、ブラジル女性とは真逆でした。女性も男性とほぼ同じようなファッション、つまり、デニムにシャツかTシャツ、冬ならセーターにヤッケ。普段はほぼノーメイクで、オシャレをするのはパーティの時だけというのが一般的でした。

一方、ブラジル女性は普段からファッションをキメまくっているので、夜のディナータイムのお出かけとなると、さらにゴージャス。背中が大きくあいたロングドレスの女性も普通に見かけ、さながらテレビや映画に出てくる世界のようです。

ロングドレスも普通に売っています。ここはどちらかというと廉価なお店

日本の女性ファッション誌でよく見かけるキャッチフレーズ、例えば、「大人可愛い」や「愛され女子」という概念は、ブラジル人には理解されないでしょう。ブラジルでは、中学生にもなると、大人っぽいファッションをしたがります。なぜなら、社会の中心は大人だからです。大人が社会を回し、社会は大人のためにあると言えます。なので、子どもたちは早く大人の仲間入りをしたがります。いつまでも若いのが良いという価値観や、若く見られることにしがみつく傾向はありません。

年齢を重ねても、体型を隠すことなく、堂々と肌を出すブラジル女性を見ていると、女性であること最大限謳歌し、「今を生きている」ように感じられ、同じ女性として素直に素敵だなぁと思えるのです。

【おまけ】

こちらはブラジルで発売されているマガジン

筋トレには欠かせないアミノ酸、グルタミン酸、ホエイプロテイン

お化粧品はオーガニックのものもたくさん売られています。


●ゆうこ●
大阪生まれ。ドイツ生活を経て、2017年4月よりブラジルはサンパウロでの生活をスタート。海外生活は中国を含めて3か国目。平日は日系人向けのボランティアや、趣味のラテンダンスを満喫。最近ではボサノバの歌も開始。ガチガチのゲルマンとは違い、ゆるくてオープンなラティーノに囲まれる暮らしを楽しんでいます。

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