海外実感レポート

ベイビーもママも!教育熱高まるシンガポール

2016/03/31

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

淡路島ぐらいの面積で、資源もない国ながら、建国50年たらずで、経済成長を成し遂げたシンガポールは、とても教育熱心なお国柄。
投資家のジム・ロジャーズが娘を将来の為にシンガポールの有名校に通わせているとか・・・。日本からも子どもの教育のためにシンガポールに移住している人もいるようだし、日本人向け教育専門フリーペーパーもできている。

1603-3そんなシンガポールでは、幼児のときから勉強や習い事をさせる家庭が多く、子どもの能力開発に余念がない。早い子どもは2歳ごろから幼児教育が始まるそうだし、KUMONや七田式の人気も高まっている。

1603-11603-2

ほとんどのお母さんが働いているので、平日の習い事の送り迎えは、メイドか祖父母の仕事。近所の住宅街のショッピングモールには英語、中国語などの語学から、数学、化学実験、絵画などの芸術、ピアノ、ヴァイオリンなどの音楽、演劇やドラマ教室まで、幼児教育関連のテナントがたくさん入っているし、富裕層の子どもは優雅に会員制クラブで、フェンシング、ゴルフ、乗馬、室内コートで、テニスやらスカッシュなど何でもできる。

小学生になると、習い事は勉強が中心。小学校の卒業時行われる統一テストでその先の進路まで決定されてしまうので、親たちは一生懸命。
統一テストの前後は、親は仕事を休んだりすることもあるそうで、子どもをローカルの学校に通わせていた友人の話では、「楽しいことを覚えると勉強しなくなるから遊ばせない」と公言するお母さんもいたという。

そして、子どもに対してだけでなく、ママ自身もとても勉強熱心。出産休暇中に語学を習得したいと生後1ヶ月のベビーをメイドに預けて学校に通う女性もいる。ここではメイドもいるので、ゆっくり子育てに専念するのではなく、よりよい仕事に就くために何をするか、どうやってキャリアアップするかを考えて行動しているようだ。
5歳の子どもを夫と義母に預けて単身留学する友人もいる。子どもと離れるのは寂しいけれど、次のステップアップのために楽しみでもあると彼女は言っている。転職が当たり前の社会なので、自分の価値を高めるために大学に通って専門を深めたり、資格をとったり常に貪欲にいろいろなことに取り組んでいる人が多い。

最近は投資家や富裕層の移住も多く、物価高や競争の厳しさは相変わらず。シンガポールの教育熱は、益々高まりそうな勢いだ。

●投資家ジム・ロジャーズもシンガポールの教育法に注目
http://diamond.jp/articles/-/67236?page=2
http://spring-js.com/singapore/

(辻上 美紀)


辻上 美紀
兵庫県神戸市出身。大学卒業後、株式会社リクルートで女性営業職として働くが、夫の転勤で退職し子育てしながらシンガポール、マレーシア、台湾にも在住。趣味は旅行、ゴルフ、語学、不動産、株。現在は社会人、大学生の2人の娘を日本に残し、夫とシンガポール在住、日本語教師として仕事をしている。

新着記事

ABOUT US アイ・キューブとは
アイ・キューブ物語

アイ・キューブの事を、より深く知っていただく為に。

お問い合わせ

マーケティングやコンセプト構築、商品の企画・デザインまで、ご相談はお気軽にどうぞ。