海外実感レポート

誕生日会でわかるインド人気質

2016/03/02

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ミニオンズのケーキとドラえもんデリー生活の中で驚いたことの一つに、子どもたちの誕生日会があります。

デリーに引っ越してきた後、初めて招待されたのはまだ2歳だった息子と幼稚園で同じクラスだったお友だちの誕生日会。子どもたちだけで30人以上が集まり、この年頃だと全員に保護者が同伴する為、かなりの規模のパーティーとなりました。

パーティーはレストランを貸し切り、子どもたちのみならず、同伴の大人たちも楽しめるゲームも盛り込まれ、子どもたちはゲームの参加賞がもらえます。

大きなバースデーケーキは人気キャラクターを散りばめた特注品。主役によるケーキカットの後は、何品もの食事が振る舞われ、デザートにケーキが切り分けられます。初めて参加した時には、まだ2歳の子どもの誕生日会でここまでするものかと、ただただ驚いて帰ってきましたが、その後何回か招待されるうちに、これはデリーのスタンダードなのだ、ということに気づきました。

インドのお金持ちはお祝い事に出費を惜しみません。以前、隣の家で赤ちゃんの誕生を祝うパーティーに招待された時は、ホームパーティーにも関わらず、有名ホテルのケータリングで20品近い料理が振る舞われ、自宅の屋上がまるでホテルのレストランの様にセッティングされ、本当に驚きました。
お金持ちに限らず、お祝い事には出費を惜しまないというのは国民性なのかもしれません。
モノを豊かにすることで幸せを確かめるというか、物質的な豊かさに彼らはこだわります。
キャパシティによってパーティーの見た目はかなり異なりますが、自分たちのキャパシティに応じて出費を惜しまない、という観点では同じなのかもしれません。

マジシャンが出したネズミで盛り上がる母たち

サインボード作り子どもの誕生日パーティーには、ゲームや食事のみならず様々なアトラクションも待ち構えています。子どもたちの手の甲に人気キャラクターの絵を描いてくれる「タトゥー」、A4サイズのボードに花や蝶々、太陽や雲などを思い思いにデコレーションできる上、自分の名前をそこに入れてもらえる「サインボード」、本格的なマジシャンが来ていたこともありました。ハトやネズミ、ウサギまでもが次々と登場し、大人も子どもも大興奮。

もちろん、こういったアトラクションは主催者により費用が支払われるので、参加者は無料で楽しむことができます。

頭を悩ませるのはプレゼントにいくらくらいのものを贈るか、ということ。我が家では、まだ子どもも小さいことと、職場のインド人スタッフのアドバイスを受けて、300~400ルピー(500~700円)程のおもちゃを贈る様にしています。

パーティーが終わると、主役のお母さんから出席者に「お返し」が配られます。お菓子の詰め合わせだったり、文房具だったり、おもちゃだったりと色々ですが、ある日は900ルピー相当の黒板兼ホワイトボードを受け取ったこともありました。

こういった大規模なパーティーを開催するのは、クラスの4分の1程度の家庭かと思います。もうすぐ息子も進級、クラス替えの季節。また新しいお友だちの誕生日会に招かれて、インド人気質の一端に触れる機会がありそうです。

(Saliha)


Saliha
インドに暮らし始めて8年目。インド人の夫、息子と一緒に暮らしながら平日はオフィスワークをしています。インド人の家族や親戚に巻き込まれながら、インドに密着した毎日です。よりリアルなインドの暮らしをお届けしたいと思っています。

 

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