海外実感レポート

働く女性の救世主

2015/10/30

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151030-2k先日仕事で知り合ったシンガポール人女性の話だが、彼女は40代のキャリアウーマンで、このたび転職してドイツ資本のIT大企業の副社長のポストに就くそうだ。結婚もして素敵な旦那様もいるし、二人の子ども立派に成長している。海外出張も多い彼女に仕事と家庭の両立をどのようにして行っているのか、聞いてみた。

ここシンガポールでは、共働き家庭はアマさん(メイド)を雇い、買い物、調理、掃除、洗濯などの家事はすべてアマさんが行っている。彼女の家では2人のアマさんを雇っていて、一人は家事、一人は育児担当となっている。子どものスケジュール管理は旦那様がし、学校、習い事、ヘルスチェック、歯医者の送迎などもアマさんに指示して行われているそうだ。だから彼女は子供のことは何も心配しないで仕事に専念し、家事はオペレーションだけをしっかりやればいいそうだ。夕食の献立は、彼女自身が考える。そうすれば、アマさんが午前中に市場やスーパーで買い物してくれて作ってくれるから、あとは食べるだけ。だから、どんなに仕事が忙しくても、夕食は毎日家族揃って食卓を囲んでいるとのこと。もちろん、後片づけもやってくれる。

151030-1k日本でも、共働きが当たり前になってきている。カジメンといった言葉も聞こえてくるが、女性の負担が大きいことは事実だ。シンガポールの働く女性たちを見ていると、日本でも家事のアウトソーシングがもっと進化してもいいのではないかと思う。住み込みのメイドなんて無理かもしれないが、家事代行などは有効に利用してもよいのではないだろうか。結婚しても、子どもがいても女性が社会で活躍するためには、家事負担の軽減、精神的なゆとりがなければ無理だと思う。日本でも適正な価格でよりよいサービスができることを願ってやまない。

(辻上 美紀)


辻上 美紀
兵庫県神戸市出身。大学卒業後、株式会社リクルートで女性営業職として働くが、夫の転勤で退職し子育てしながらシンガポール、マレーシア、台湾にも在住。趣味は旅行、ゴルフ、語学、不動産、株。現在は社会人、大学生の2人の娘を日本に残し、夫とシンガポール在住、日本語教師として仕事をしている。

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