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あなたのその商品は、「誰に」「何を」提供しようとしているのですか? そしてそれを、どのように伝えたらいいのでしょう?さあ、一緒に考えていきましょう。

オフィスの窓から家庭が、くらしが見えていますか? トレンド・アイでは、アイ・キューブ視点で選んだ最新情報に、 生活者の「今の価値観」や「モノを見る視点」の考察を含め、お届けしています。 発想のヒントや話題づくりにお役立てください。

  • January 16, 2012

1月のトピックス1

ペットは家族

%E7%8A%AC.JPG「ペットは家族の一員」。昔からそう思ってペットを飼う人は多かっただろうが、最近ではそんな気持ちに寄り添う商品やサービスが広がっており、ますます家族の中でペットの存在感が大きくなってきているようだ。
愛犬家の注目を集めているのが、犬用の歩数計。センサーで犬の運動量をはかり、健康管理に役立てることができる。近年、犬のメタボ問題も深刻になっているようで、留守中の運動量を知って、散歩の時間などを調節したいという若い独身女性などが購入するケースも多いという。
同じく健康管理という点で、ペットフードを手作りする人も増えており、電子レンジやオーブンで加熱するだけで手軽に料理が作れる、ペット用のシリコン製の調理器具も人気だ。ダイエットメニューやスイーツなど、犬用メニューのレシピも付いている。
ほかにも、大手食品メーカーのグループ企業であるドッグフード・メーカーがドッグフードのPRに、犬にしか聴こえない高周波音を使った世界初の「犬向けCM」を欧州で放映したり、ペット連れの初詣を受け入れる神社が増え、ペットと一緒に健康祈願や茅の輪くぐりができる時間帯を設けるなど、商品やサービスを提供する側にとっても、ペットはもはや無視できない存在となっている。
中でも興味深いのは、歩数計やシリコン製調理器具を開発したのが、ペット向け商品を専門に扱うメーカーではなく、それぞれ老舗の歩数計メーカーやキッチングッズメーカーだという点。もともとの商品への信頼感がある分、ペット向けに試してみようかなと購入する人も多いのかもしれない。ペットを家族と同じように大切に思い、ペットのためならと新しい商品やサービスを利用したいと考える人が多い今の時代。もともとペットを想定していなかった商品でも、これはペット向けにアレンジできるかどうか、と考えてみるのも面白い。(K.S)

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  • January 16, 2012

1月のトピックス2

エコなだけでは物足りない

eco.JPG楽しくおしゃれなエコが、人気だ。節電生活が求められるこの冬、はらよわ男子が注目するのは、冷え予防グッズ。パジャマや部屋着の上に着用する防寒スカートや、はらまきとボクサーブリーフがひとつになったアンダーウェアが登場。スカートは、大またでも歩きやすいようスリットが入っていたり、トイレで用をたしやすいようファスナーもついている。はらまきは、肌触りのよさを重視して生地にこだわり、女性でも欲しくなるかわいい色や柄が揃っている。若い男性が購入したり、女性が男性へのプレゼントに購入するケースもあるようだ。
おしゃれ男女に広がっているのは、廃材や余り布を利用したファッショングッズ。廃タイヤのチューブを利用したバッグ、端切れや残り布を利用したTシャツや髪飾りが、国内外の人気ブランドから発売されている。
若者の車離れが進む中、昨秋開催された東京モーターショーでも、エコな燃費を競うだけでなく、ボディのディスプレイに好きな画像を表示させたり、友人や販売店とSNSでつながれる機能など、新たな楽しさが付加されたエコカーが話題を集めた。飽和気味とも思われる消臭芳香剤市場でも、詰め替えのアロマ液を入れるとビーズが膨らんで香る、という商品がヒットした。詰め替え用の液を自分で注ぐ、という「エコな感じ」に、「ビーズが膨らむ」という面白さが、「試してみたい!」というワクワク感を生み出したと言えそうだ。
好きなブランドだから、おしゃれだから、面白そうだから・・・手にしたきっかけは様々でも、それが、「モノを大切にする」「環境に配慮する」という考え方への共感を生み、浸透していく一助にもなりそうだ。(Y.O)

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  • January 16, 2012

マイ・トレンド・アイ~生活者の声から~

携帯電話の進化に置いてきぼりの人々

%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B1%E6%9C%88.JPG携帯電話の具合が悪いので、久しぶりに携帯ショップに行った。夫はそろそろ携帯を買い替えたいようで、一生懸命に品定め。最近では携帯もスマートフォンも値段の差があまり無く、どうせ同じ値段で買い替えるのなら新しいスマートフォンをと思ってしまう。夫は出張が多く、電車の時刻表等のちょっとした調べ物を携帯でする、データ通信重視タイプなのでスマートフォン向き。私の方は目覚ましのアラームが毎日活躍し、漢字の度忘れを補うのにメール入力で確認するのに重宝し、電話やメールはたまに使う程度。ただ、最近の学校は緊急連絡網や運動会等の雨天時の判断をメールで通知するし、子どもの病院の受付でも携帯は活躍することから、所持する必要性に迫られる。  
幼稚園のママ友たちも私と同類の方が多く、メールアドレスの赤外線通信だけで、“え~と、ちょっと待ってね~”と試行錯誤する有様。子どもの通う小学校が、今年から携帯メールでの緊急連絡網を導入したのだが、受信許可設定を自分でできずに携帯ショップに助けを求めた人が多かったという話も聞いた。つまり、電話やメール、写真を撮るといった基本的なことは出来るが、付随機能を半分も使いこなせていないママ友が多いのである。
日本の携帯はガラパゴスと言われた昨今。携帯の進化で私もガラパゴス化しつつあるように感じる。使わない機能満載の高額な携帯よりも、高齢者向け携帯やキッズ携帯の様なシンプルな機能でも個人的には十分なのだから。
高齢者向けの福祉バス予約システムを、スマホ活用で老人に普及させる市町村も登場するなど、パソコンを扱えない人々にとっても心強いアイテムになりうる可能性を持つスマホ。主婦向けの携帯を作って欲しいとは言わないが、持ち主の気持ちにそっと寄り添うような、優しい携帯であってほしい。ついでにお財布にも優しいと、なお嬉しい・・・。(R.U)

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  • January 16, 2012

~Bangkok~海外のくらし便り

新しい一年の始まり

%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B8.JPG2011年後半に歴史に残る大洪水に見舞われたタイだが、結局都市中心が水没することなく無事新年を迎えることができた。しかし、水が引いた今でも店先は土嚢が積まれたままだったり、コンクリートの壁は浸水した部分までカビで黒ずんでいて、洪水の跡形が至る所に残されている。普段は緑の木々が生き生きとしている公園も、草木は荒れ果て池は濁り、変わり果てた場所となった。日系企業が多数入居する工業団地もまだ生産活動が開始できず、この先の生活を不安に思う労働者が残されているなど、今もまだ多くの人が避難生活を強いられ、まだまだ元の生活に戻れていないのが現状だ。 今回の洪水災害で支援の輪が広がり、一時帰国を余儀なくされたタイ在住の日本人女性が結束してボランティアグループ「ヤマトナデシコin Thailand」を発足。日本でオリジナルバッジや野菜などを販売して募金活動を成功させた。タイに戻ってからも支援活動は続き、今後も寄付品の回収活動や義援金を募る活動をしていくそうだ。2011年3月の東日本大震災の折には、ここタイも真っ先に支援を申し出、支援物資や異例の義援金送った。多大なる支援活動をしてくれたタイに恩返しを、という想いから今回の洪水を機にこのようなボランティアグループが動き出したのだ。日本人経営のお店では、プロモーション価格を設定し収益を寄付金にするなど、個々の活動も行われている。
首都圏大洪水が新年まで続くのではないかと心配だったが、中心部が水に飲み込まれることはなく、毎年行われるカウントダウンパーティーも無事開催された。
世界遺産に登録されているアユタヤは、遺跡が無惨にも水没した場所なのだが、今は本来の姿を取り戻し、遺跡がライトアップされ、オーケストラの演奏での演出はとても感動的であった。カウントダウンは各地で花火が打ち上げられ、コンサートやダンスが行われ、とても賑やか。その様子が各チャンネルで放送されるのだが、驚いたことにカウントダウンの時間が微妙にずれているのだ。というのも、時刻が各放送バラバラ。この局はもう年明けしているのに対し、もう一方の局はカウントダウン中なんてことが。今年の初笑いはここから始まり、和やかな空気に包まれた。
2011年は故郷である日本の大震災、第2の故郷であるタイの大洪水の2つの悲しいニュースがあった。今年こそは両国が良い年になるようにと願っている。(K.N)

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