マーケティングの気付き

やはりテクノロジーの競争は終わっているのか?「最大化」から「最適化」へ

2015/05/27

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伊藤忠2015年5月14日、マーケティング共創協会主催の「マーケティング創造研究会」に出席しました。
テーマは「時代の気分から読み説く消費動向」、
伊藤忠ファッションシステム株式会社 ナレッジ室 室長の小原直花さんが講師でした。

余談ですが、私がマーケティングの世界に踏み入れるきっかけを作ってくれたのが、
この伊藤忠ファッションシステムさんの本でした。
「おしゃれ消費ターゲット~売れるマーケットは7つの世代が決める」
川島蓉子さんと小原直花さんの共著だったのですね。今、調べてみて感動しました。
(のちに川島蓉子さんとはお会いしてお話する機会があり、今回は、こうして小原さんのご講演を
聞くことができた、ということに)

さて、研究会。
2020年が世代交代の意味からして、かなりの変化の年になる、ということで、
私がかつて共感した「7つの世代」が2020年には何歳になっているのか、
を読み説いて下さいました。
これらの世代、大きく分けると、社会人で「バブル期を経験しているか否か」の2つ。
プレバブル世代とポストバブル世代。
私が属するHonako世代は、もちろん、プレバブル。
目線が上向きか下向きかの違いだけど、それが本当に消費態度に大きく影響を与えている、
というのもうなづけます。

私がお話をお聞きしていて、印象的だったのが、
「最大化」から「最適化」への時代になる、ということ。
かつては「最小の・・・」「最先端の・・・」「最速の・・・」ということで競争が行われていた、
つまりそうしてテクノロジーの競争を行っていた、けれども、ポストバブル世代に対しては、
そんなことはどうでもよくて、「自分にとって」一番心地よいのは何か?が重要ということ。
例としてリニアモーターカーの「最速」に魅力を感じず、シートがゆったりしているetc・・
ことが大切だということです。

「技術だけ先行してもダメです。何が心地よいのか?それをテクノロジーで実現して
いかなければ。」
「10人10色ではありません、1人100色です。」
「快適さの持続を考えなければなりません。早くて安いから、快適で持続的に
完全に変わっています。」

はい。この研究会のあとに行った座談会でも、ひしひしとリアルに感じました。