アイ・キューブイベント

第3回アイ・キューブ酒場レポート Vol.1

2015/07/14

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七夕の夜。身近なものを再定義し、新たな価値を発見。
アイ・キューブにつながる人々と、願い事を笹につなげ、楽しく学ぶ夜会となりました。

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2015年7月7日、第3回アイ・キューブ酒場を開催。今までで最多の35名のお客様をアイ・キューブスタッフ7名がお迎えしました。会場のシェアスペース「THE COMMON PLACE」は、大阪駅から徒歩5分の大都会に位置しながらも、木材をふんだんに使われた居心地の良いスペースです。

アイ・キューブは6月にホームページをリニューアルしましたが、そのコンセプトは「また会いたくなるアイ・キューブ」。長いお付き合いのお客様、最近プロジェクトを始めたパートナー様など、様々な方がまた会いに来てくださいました。

図1第一部は、代表取締役 広野郁子によるセミナーです。 

ヒット商品企画の舞台裏教えます!

「隠れたニーズを掘り起こせ!」

というテーマで、普段メーカーや流通業などの企画部門の方々へ 行っているセミナーのミニ版を体験していただきました。

(広野より)七夕の夜、お越しいただき、本当にありがとうございます。本日の参加者は、企画に関わる方が多いですね。「商品企画とは、企業の命運を決める最も重要な仕事で、今や企業の業績は商品企画の優劣で決まる*」と言われています。とても大切な仕事です。商品が売れるというのは、人の心が動いたということ。企画書が通るのも、上司の心が動いたということですよね。              *ゼミナール マーケティング入門(日本経済新聞社)より

どうすれば人の心は動くのか?

図2

何が心を動かすのか、それを見つけるのは難しいものです。たとえば、「どうしてそのエアコンを買ったのですか?」とアンケートをとると、「省エネだから」という答えが出てきます。だからといって、省エネが最も優れている商品が売れるとも限りません。「省エネの製品を選んでいる、賢い主婦と思われたい」というのが、本当の気持ちかもしれません。そのような、人々の奥底にある深層心理をいかに引き出すかが、大切なのです。

その裏にあるものは?

言葉に出てくるものはすでに当たり前になっていることなので、その奥にある心理を理解しなければいけません。今日みなさんに、持ち帰っていただきたいこと。それは「再定義する力」です。みなさん感じておられると思いますが、世の中は今、非常に変化しています。いろいろなジャンルのものが再定義されています。テレビもネットに接続し、これから違うものになるかもしれません。企業が抱える課題と、製品やサービスが持つ価値は、時代や人々の価値観に応じて再定義されなければなりません。

図3

企画を立てる力は才能ではなく、伸ばすことのできる能力です。毎日周りのものを見る目をどう変えるかがです。今日はいろいろなジャンルの方に来ていただいていますが、交流すること、違うものを結びつけることも大事です。また、大企業は分業で仕事が行われるので、企画が丸くなっていきがちです。大企業の異端児というような人が新しいことを考えるのですが、多くの方が関わり、上の人に通していくうちに尖った部分がなくなりがちなのは残念です。

だからこれからは、中小企業のほうが良いのではといわれています。そもそも今は、欲しいものがわからない時代です。時代のヒット商品とは、欲しいを気づかせる商品(欲しい=私がのぞんでいた)、買って自慢したくなる商品(自慢したくなる=口コミ)、メディアが興味を持つ商品(メディア=物語性の訴求)を満たすものです。大切なのは「その先にある満足」を想像させられるということです

Vol.2では「切れちゃう冷凍の再定義」と「ワークショップ体験」を紹介します。